アーモンドオイルとは?美肌効果や使い方、よくあるQ&Aも解説!

この記事では、アーモンドオイルの美肌効果や使い方について解説しています。

  • アーモンドオイルってどんなオイル?
  • アーモンドオイルの効果は?
  • 興味はあるけど、使い方が分からない

このような疑問にお答えします。

すっかり定番となったオイル美容。

アーモンドオイルは1本あれば全身に使えるので、初心者でも取り入れやすい優れたアイテムです。

今回は「アーモンドオイルとは?美肌効果や使い方、よくあるQ&Aも解説!」と題し、アーモンドオイルについてご紹介します。

アーモンドオイルとは?

アーモンドオイルとは、アーモンドの種子から抽出したオイルです。

植物油の一種で、オレイン酸やリノール酸、ビタミンB、Eなどの栄養素を豊富に含んでいます。

アーモンドオイルには「スイートアーモンドオイル」と「ビターアーモンドオイル」の2種類があり、一般的に使われているのは「スイートアーモンドオイル」です。

伸びがよく肌なじみが良いため、古くからフェイシャル、ボディなど全身のマッサージに使われてきました。

ベビーオイルにも適している、マイルドで使いやすいオイルです。

ただし、使用する本人や家族がナッツアレルギーの場合は使用を控えた方が良いでしょう。

 

アーモンドオイルの美肌効果3つ!

アーモンドオイルの美肌効果には以下の3つがあります。

  • 肌を柔らげる
  • ターンオーバーを促す
  • 紫外線によるダメージのケア
それぞれ詳しく見ていきましょう。

肌を柔らげる

アーモンドオイルに含まれているオレイン酸

オレイン酸は多くの保湿アイテムに配合され、皮膚の水分や油分を逃しにくくし、肌をみずみずしくうるおった状態に保ってくれます。

このような作用を「エモリエント効果」と呼びます。

エモリエント効果とは?
角質層からの水分蒸発を抑えてうるおいを保ち、皮膚を柔らかくすること。

乾燥は美肌の大敵。

乾燥で肌がゴワゴワしたり、シワが気になったりする時にアーモンドオイルを使用すると、肌をふんわりと柔らげてくれる効果が期待できます。

ターンオーバーを促す

アーモンドオイルには、肌のターンオーバーを促す効果も期待できます。

それは、アーモンドオイルに含まれているビタミンB、Eに次のような作用があるからです。

  • ビタミンB:皮膚や粘膜を健やかに保ち、新陳代謝を促す。
  • ビタミンE:血行を促進する。活性酵素を取り除く。

とくにビタミンEは「若返りのビタミン」と呼ばれるほど、美しい肌を保つためには欠かせない栄養素。

「肌のくすみが気になる…」そんな時に肌のキメを整え、すこやかに保つ効果があります。

紫外線によるダメージのケア

アーモンドオイルに含まれているリノール酸は、美白効果を高めてくれる成分。

リノール酸の働きによって、日焼け後のメラニンの生成を抑制したり、メラニンの排出を促してシミやそばかすができるのを防ぐ効果が期待できます。

また、オレイン酸と同様に肌を柔らかくしてくれる効果も。

日焼けで乾燥した肌をケアするのに最適です。

 

アーモンドオイルの部位別の使い方

1本あれば、頭からつま先まで全身に使えるアーモンドオイル。

部位別の使い方をマスターすれば、アーモンドオイルの効果を全身で感じられます。

ヘアケア、スキンケア、ボディケア、それぞれのおすすめの使い方を見ていきましょう。

ヘアケア

髪が乾いている時にはスタイリング剤、濡れている時にはトリートメントとして使用できます。

アーモンドオイルに含まれるビタミンEが、髪にうるおいとツヤを与えてくれますよ。

  • スタイリング剤として使用する場合:
    スタイリングの仕上げとして、毛先を中心に塗布する。
  • トリートメントとして使用する場合:
    タオルドライの後に毛先を中心に塗布し、ドライヤーで乾かす。

とくに乾燥が気になる毛先に使用するのがポイントです。

使いすぎると髪がペタッとしてしまうので、まずは数滴から始めましょう。

スキンケア

スキンケアでも万能さを発揮するアーモンドオイル。

クレンジングオイルとしても、仕上げの保湿アイテムとしても使えます。

  • クレンジング:
    アイメイクや口紅はリムーバーで落としておく。アーモンドオイルを数滴取ってメイクになじませ、しっかり洗い流す。
  • 保湿アイテム:
    スキンケアの仕上げに数滴塗布する。乳液やクリームに混ぜて使っても。

オイルをブースターとして使用する場合もありますが、アーモンドオイルに含まれるオレイン酸には肌の水分や油分にフタをする効果があります。

そのため、スキンケアの最後に使うのがおすすめです。

ボディケア

アーモンドオイルをボディケアに使う時には、全身のマッサージにはもちろん、乾燥が気になる部分へのスポット使いもできます。

  • マッサージに使う:
    アーモンドオイルを手にたっぷりと取り、マッサージする。
  • スポット使い:
    乾燥が気になる部分(ヒザ、ヒジ、かかと等)に数滴をクルクルとなじませる。

アーモンドオイルには栄養素がたっぷりと含まれているので、マッサージ後はそのまま美容液として肌に浸透させるのがおすすめ。

ベタつきが気になるようなら、濡れタオルか蒸しタオルでやさしく拭き取りましょう。

 

アーモンドオイルのよくあるQ&A

実際にアーモンドオイルを日常生活に取り入れようとすると、様々な疑問が浮かんできますよね。

ここでは、アーモンドオイルを使う上でよくあるご質問にお答えしていきます。

Q. ホホバオイルとの違いは?

A.

  • ホホバオイル:使用感は重めで、肌の表面の乾燥をケアして保湿する。
  • アーモンドオイル:使用感が軽めで、肌に浸透して柔らかくする。

ホホバオイルとアーモンドオイル。

同じように保湿効果があるオイルですが、主成分に違いがあります。

ホホバオイルの主成分は、ワックスエステル(ロウ)です。

そのため、ホホバオイルは肌の表面の乾燥をケアして保湿するイメージ。

「肌を柔らかくしたい」「ゴワつきをなくしたい」といった場合にはアーモンドオイルがおすすめです。

Q. ニキビがあっても使って大丈夫?

A. ニキビがある場合は、使用を避けた方がよい。
ニキビの原因は皮脂分泌の増加。
アーモンドオイルも「油脂」なので、ニキビがある人や、脂性肌でニキビが出来やすい人にはおすすめできません。
また、アーモンドオイルに含まれているオレイン酸はアクネ菌を増殖させる原因になると言われています。

Q. 酸化しにくい保存方法はある?

A. 冷暗所で保管。大容量の場合は小分けにして使用する。

アーモンドオイルは、他の植物油に比べて酸化しにくいのが嬉しいポイント。

きちんと保管すれば、品質をより長持ちさせられます。

オイルが劣化してしまう原因は、「光・温度・空気」です。

日光や照明からの光を避け、涼しい場所に保管しましょう。

さらに、できる限り空気との接触を避けるため、大容量の場合は小さな容器に分けて保管します。

開封後は使用期限に関わらず、半年くらいで使い切るのが理想です。

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まとめ

今回は「アーモンドオイルとは?美肌効果や使い方、よくあるQ&Aも解説!」としてご紹介しました。

優れた保湿力で全身の肌をすこやかに保ってくれるアーモンドオイル。

乾燥が気になる季節だけでなく、夏の紫外線ケアにもぜひ取り入れてみてくださいね。

それでは今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。