この記事では、マルラオイルの特徴や効果についてご紹介しています。
- マルラオイルって聞き慣れないけど、どんなオイルなの?
- どんな特徴や効果があるの?
- どんな使い方ができるのか知りたい
このような疑問にお答えします。
美容オイル界に彗星の如く登場したマルラオイル。
ホホバオイルやアルガンオイルのようになじみあるオイルではないので、どのような特徴や効果があるのか気になりますよね。
そこで今回は「マルラオイルとは?特徴や使い方、効果を美容ブロガーが教えます」として、解説していきます。
この記事を読めば、きっとマルラオイルを使ってみたくなりますよ。
マルラオイルとは?
マルラオイルは、アフリカ南部で育つマルラの木の実(マルラフルーツ)から採れるオイルです。
マルラフルーツの種子から搾油して作られるマルラオイルは、アフリカでは、古くからマッサージオイルやベビーオイルとして使われてきました。
マルラの木が育つのは暑く乾燥した地域。
厳しい環境下で育ったマルラフルーツの種子には、ビタミンCやE、オレイン酸などの天然成分がギュッと凝縮されています。
その栄養分の豊富さから、アフリカでは「神様の木」とも呼ばれているのだとか。
1滴のオイルにアフリカの強い生命力が詰まっているのが、マルラオイルなのです。
(参考:途上国森林ビジネスデータベース)
マルラオイルの特徴や効果を分かりやすく解説!
アフリカの大地の恵みが詰まったマルラオイル。
マルラオイルには肌に嬉しい成分が豊富に含まれています。
代表的な特徴や効果は以下の通りです。
- 抗アレルギー、抗ヒスタミン作用
- 高い抗酸化作用
- 保湿成分が豊富
それぞれについて詳しく見ていきいましょう。
抗アレルギー、抗ヒスタミン作用
マルラオイルは、抗アレルギー、抗ヒスタミン作用がある唯一のオイルといわれています。
そのため、赤ちゃんや敏感肌の人でも安心して使えるのが特徴です。
これは、マルラオイルに含まれるプロアントシアニジン(ポリフェノールの一種)が関係していて、皮膚のかゆみや炎症を緩和してくれる効果が期待できます。(参考:途上国森林データベース)
アトピーやニキビで悩んでいる方、敏感肌で合う化粧品になかなか出会えない方にもおすすめです。
高い抗酸化作用
高い抗酸化作用もマルラオイルの特徴のひとつです。
マルラオイルには、アルガンオイルの約1.5倍のオレイン酸が含まれています。
オレイン酸には老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあるため、肌のシミやシワを改善する効果が期待できます。
皮脂の40%を占めるオレイン酸。
30代以降、皮脂の分泌はだんだんと減少していくため、オイルでオレイン酸を補えば、肌のバリア効果も高まります。
また、「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEも豊富に含んでいるため、年齢肌にぴったりのオイルです。(参考:途上国森林データベース)
保湿成分が豊富
オレイン酸を多く含むマルラオイルは、保湿にも効果的です。
オレイン酸は人の皮脂にも含まれているため、マルラオイルは肌へのなじみが良く、角質層まで浸透していきます。(参考:途上国森林データベース)
また、皮膚にフタをする働きもあるため、水分や油分が蒸発するのを防いでくれます。
マルラオイルのおすすめの使い方
高い抗酸化作用や保湿効果が期待できるマルラオイル。
スキンケアだけではなく、ヘアケアやボディケア、ネイルケアにも取り入れられます。
ここからはケアする部位別に、おすすめの使い方をご紹介していきます。
スキンケア
マルラオイルは肌の角質層まで浸透しやすいのが特徴。
その効果を最大限に感じたいなら、ブースターとしての使用がおすすめです。
また、目元や口元など乾燥が気になる部分へのスポット使いもできます。
- ブースターとして:
手のひらに1〜2滴を取って温め、洗顔後の清潔な肌になじませる。その後通常のスキンケアを行う。 - スポット使いに:
目元や口元など乾燥が気になる部分に1滴から様子を見ながら、クルクルとなじませる。 - スキンケアの仕上げに:
クリームまで塗ったあと、フタをするように1〜2滴のオイルをハンドプレスでなじませる。
ヘアケア
肌と同様、髪や頭皮も紫外線を浴びてダメージを受けています。
髪がパサパサしたり、頭皮がかゆかったりした経験は誰もが持っているはず。
マルラオイルをヘアケアに取り入れることで、髪や頭皮の保湿、紫外線予防もできます。
- 頭皮パックに:
お風呂に入る前、頭皮にオイルをなじませてマッサージする。タオルやラップを頭に巻き、そのまま20〜30分置く。シャンプー時に洗い流す。 - アウトバストリートメントとして:
タオルドライした後、2〜3滴を毛先から揉み込むようになじませ、ドライヤーで乾かす。8割ほど乾いたところで再度1〜2滴なじませると、よりしっとりとした仕上がりに。 - 外出時の紫外線予防に:
スタイリング剤代わりに2〜3滴を毛先を中心になじませれば、紫外線予防に効果的。
ボディケア
産出国のアフリカではベビーオイルとして使われているほど肌にやさしいので、ボディケアにもぴったりです。
とくに、肘やかかと、膝などの肌のゴワつきが気になる部分に使うと、エモリエント効果で肌を柔らげてくれます。
- マッサージオイルとして:
手のひらにオイルをたっぷりと取り、末端から中枢に向かってマッサージする。肌に余ったオイルはなじませても、タオルで拭き取っても良い。 - 肘やかかと、膝などの乾燥対策に:
オイルを数滴取り、クルクルとなじませる。
※エモリエント効果とは:角質層からの水分蒸発を抑えてうるおいを保ち、皮膚を柔らかくすること。
ネイルケア
ビタミンCやEを豊富に含んでいるマルラオイルはネイルケアにも適しています。
爪の根元に生えているキューティクル(甘皮)をは、放置しておくと乾燥して固まり、手元が汚く見える原因に。
日常的にオイルでケアすれば乾燥を防げるのと同時に、ビタミンEが新陳代謝を促して健康な爪の生育につながります。
- 爪のキューティクルケアに:
指先にオイル1〜2滴を取り、爪の根元になじませる。爪の裏側、爪と皮膚の間に塗るのも効果的。
毎日のケアにマルラオイルをプラスしよう!
今回は「マルラオイルとは?特徴や使い方、効果を美容ブロガーが教えます」として、ご紹介しました。
1本あれば、美肌の大敵である乾燥や紫外線から全身を守ってくれるマルラオイル。
テクスチャーもサラッとしているので、冬の乾燥だけではなく、夏のエアコン対策など季節を問わず使えます。
ぜひ美肌の心強い相棒として、一度取り入れてみてはいかがでしょうか。