混合肌(インナードライ)についてこのようなお悩みはありませんか?
- 「そもそも混合肌とは?」
- 「自分が混合肌なのか分からない」
- 「混合肌の対策方法は?」
お肌には乾燥肌や脂性肌などいくつかの種類があります。
中でも混合肌は乾燥と過剰皮脂分泌の両方が肌トラブルの原因になるため、しっかりとしたスキンケアや対策をする必要があります。
しかし、自分の肌が混合肌であると見分けることは少し難しく、乾燥肌や脂性肌と勘違いしてしまう場合も多いのです。
そこで、本記事では混合肌について見分け方や対策方法についてご紹介していきます。
混合肌(インナードライ)とは?
混合肌とは、肌表面の皮脂分泌量が多く肌内部の水分が少ない肌のことです。
乾燥肌と脂性肌が混ざっているような特徴を持っているため混合肌と呼ばれたり、肌の内側の水分量が少ないことからインナードライと呼ばれています。
肌全体を同じスキンケアをしているとどちらかの部分がトラブルを起こしやすいのです。
例えば、皮脂で肌がベタベタするからといって洗浄力の強い洗顔料を使用してしまうとUゾーンの乾燥がひどくなってしまいます。
また、乾燥対策に油分の多い化粧水や乳液を使用してしまうとTゾーンがベタついてニキビなどのトラブルになってしまいます。
このように、混合肌のスキンケアはとても難しいという特徴があるのです。
混合肌(インナードライ)の見分け方
先ほどもお伝えした通り、混合肌は乾燥肌と脂性肌が混ざったような特徴を持っています。
その為、なかなか自分が混合肌であるということを見分けることが難しいです。
例えば、特に乾燥が気になるのであれば自分は乾燥肌だと思ってしまいますし、皮脂が気になるのであれば自分は脂性肌だと思ってしまいます。
しかし、混合肌を見分けることは下記のことを実践することで簡単に見分けることができるのです。
- 混合肌の見分け方は、洗顔後に化粧水や乳液などのスキンケアアイテムを使用せずに10分ほど放置する。
- その肌の状態をチェックし、自分が混合肌であるかどうかを確認。
- 混合肌の場合は、頬や目元周辺の肌が乾燥しており、一方でTゾーンは皮脂が分泌されてテカテカしてきます。
乾燥肌や脂性肌の方は、このように乾燥している部分と皮脂が分泌される部分がはっきりと別れることは少ないので、混合肌を見分けることができます。
乾燥と過剰皮脂分泌の両方のお悩みがあるという方は、もしかすると混合肌である可能性もあるため一度チェックしてみるといいでしょう。
混合肌(インナードライ)の対処法
乾燥肌の対処法は下記の3つです。
- 乾燥に気をつける
- 部分的にスキンケアの方法を変える
- 生活習慣に気をつける
それぞれの対処法について詳しくご紹介していきます。
1.乾燥に気をつける
混合肌は乾燥しやすい部分と皮脂が分泌されやすい部分に分かれます。
しかし、どちらも根本的な原因は「乾燥」ですので、まずは乾燥対策をすることが大切です。
中でも、洗顔で顔をゴシゴシと洗ってしまったり、タオルでゴシゴシと吹いてしまうことは肌に必要な皮脂までを落としてしまう原因になるため注意しましょう。
2.部分的にスキンケアの方法を変える
お風呂上がりには化粧水や乳液などでスキンケアをすると思いますが、混合肌の場合は肌の状態に合わせて部分的にスキンケアを変えることが大切です。
例えば、乾燥しやすい部分には油分がたっぷり含まれている化粧水や乳液を使うことが効果的です。
しかし、皮脂の分泌量が多い部分に油分が多いアイテムを使用してしまうと過剰皮脂が分泌されて肌トラブルを引き起こしてしまいます。
ですので、部分的に異なるスキンケアアイテムを使用するもしくは皮脂の多い部分には薄めにスキンケアするという対策をすることがオススメです。
3.生活習慣に気をつける
肌の乾燥も過剰皮脂の両方の根本的な原因となるのが、新しい肌にするための新陳代謝である「ターンオーバー」の乱れです。
ターンオーバーの乱れは、睡眠不足・ストレス・偏った食事などが原因として引き起こることが多いため、混合肌のトラブルを減らすためにもまずは生活習慣を正しくする必要があります。
まとめ
本記事では混合肌について見分け方や対策方法についてご紹介していきました。
混合肌は乾燥肌や脂性肌とは異なり、ひとつのトラブルに対してスキンケアをするだけでは不十分です。
部分的に乾燥と皮脂の両方の対策をしなくてはいけない難しいお肌です。
しかし、根本的な原因を対処していくうちに乾燥や皮脂が気にならなくなっていきますので、ぜひ本記事を参考に正しく混合肌を扱えるようにしてみてください。