この記事では、拭き取り化粧水のメリット・デメリットについて解説しています。
- 拭き取り化粧水を使ってみたいけれど、どんなアイテム?
- 肌に良くないと聞いたけど、本当のところはどうなの?
- 効果を感じられる正しい使い方は?
このような疑問にお答えしていきます。
モデルや美容家も愛用し、ツルツルの美肌になると話題の拭き取り化粧水。
しかし、一部では「肌に良くない」「効果がない」との情報もあり、本当のところはどうなのか気になりますよね。
そこで今回は「拭き取り化粧水のメリット・デメリットを徹底解説!正しい使い方も!」として、拭き取り化粧水の特徴も含めてご紹介していきます。
記事の最後では、効果を最大限に感じるための正しい使い方も紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください!
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拭き取り化粧水とは?
さまざまなメーカーから発売されている拭き取り化粧水。
そもそも拭き取り化粧水とは、どのようなアイテムなのでしょうか。
拭き取り化粧水はその名の通り、肌の汚れや古い角質を拭き取ってくれる化粧水です。
いわゆる「化粧水」と呼ばれる保湿化粧水とは違い、保湿を目的とはしていません。
保湿化粧水が「与える」アイテムだとしたら、拭き取り化粧水は「取り除く」に重きを置いたアイテムです。
拭き取り化粧水に含まれている主な成分は以下の通り。
成分名 | 効果 |
アルコール | 肌に残っている汚れ、皮脂を取りのぞく。さっぱりとした清涼感。 |
AHA(アルファヒドロキシ酸) | 肌の角質層を溶かし、ターンオーバーを促進する。 |
尿素 | 角質層を柔らげる。 |
界面活性剤 | 水溶性成分と脂溶性成分を混ぜる。皮膚の浸透性を高める。 |
(参考:化粧品成分オンライン)
汚れや角質を取り除く成分が多く含まれるため、ピーリング効果が期待できます。
拭き取り化粧水のメリット3つ
拭き取り化粧水には、以下のような3つのメリットがあります。
- 肌の透明感アップ
- 肌トラブルの原因となる、汚れや皮脂を取り除く
- 拭き取り化粧水の後に使うアイテムの浸透力を高める
どれも肌に嬉しい効果ばかりですよね。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
①透明感アップ
肌のターンオーバーが乱れると、角質がスムーズに排出されず、ゴワつきやくすみの原因になってしまいます。
拭き取り化粧水が効果を発揮するのは、このような時です。
拭き取り化粧水に含まれるAHA(アルファヒドロキシ酸)にはピーリング効果があるため、古くなった角質が取り除かれ、肌のザラつきを軽減してくれます。
角質が排出されることで肌のキメが整い、肌のトーンアップを感じるでしょう。
②肌トラブルの原因となる汚れや皮脂を取り除く
肌荒れや老化などの原因のひとつは、落としきれなかったメイク汚れや皮脂の酸化です。
拭き取り化粧水の代表的な成分であるアルコールには、汚れや余分な皮脂を取り除く効果があるため、肌トラブルを起こしにくくしてくれます。
- 朝…寝ている間に分泌された余分な皮脂を取り除く
- 夜…落としきれなかったメイク汚れを取り除く
③後に使うアイテムの浸透力アップ
肌に古くなった角質や汚れが残っている状態は、言ってしまえば膜が張っているようなもの。
その状態を想像すると、化粧水や美容液を使っても成分が浸透しにくそうだな…と感じますよね。
拭き取り化粧水を使うと、古い角質や汚れ、余分な皮脂を取り除けるため、その後に使うアイテムの浸透力がグンとアップします。
拭き取り化粧水のデメリット3つ
肌に嬉しい効果が多くある拭き取り化粧水ですが、使い方や肌タイプによっては逆効果になってしまうこともあります。
ここからは拭き取り化粧水のデメリットをご紹介していきましょう。
- 肌への負担や刺激になる
- ピーリング効果でバリア機能が低下する
- 使いすぎると、むしろ肌トラブルの原因となる
それぞれについて解説していきます。
①肌への負担・刺激になる
拭き取り化粧水の成分には、アルコールやAHA(アルファヒドロキシ酸)など、少なからず肌に刺激のある成分が含まれています。
また化粧水の量が少なかったり力が強かったりすると、コットンで摩擦が起きて肌に負担がかかる原因に。
敏感肌の人はとくに注意が必要です。
②ピーリング効果でバリア機能が低下する
角層や皮脂は、健康な肌のバリア機能に欠かせない存在です。
拭き取り化粧水は古くなった角質や余分な皮脂を取り除いてくれますが、使いすぎると必要以上に拭き取ってしまい、バリア機能の低下を招いてしまいます。
とくに年齢を重ねた肌は、そもそもバリア機能を良い状態に保つのが難しくなっています。
逆効果にならないよう、使用頻度を下げるなどの工夫をしましょう。
③使いすぎると肌トラブルの原因となる
何ごともやり過ぎは逆効果。
拭き取り化粧水も必要以上に使うと、健康な肌のバランスを崩してしまいかねません。
刺激を受けやすくなったり、過剰に皮脂が分泌されたりして、結果として肌トラブルを起こしてしまいます。
必ず正しい使い方を守ることが大切です。
【これだけは守ろう】拭き取り化粧水の正しい使い方
使い方や使用量を守ればメリットがたくさんある拭き取り化粧水。
せっかくなら効果を最大限に享受したいですよね!
最後に、拭き取り化粧水の正しい使い方を確認していきましょう。
必ずコットンを使う
拭き取り化粧水には、必ずコットンを使用しましょう。
できれば拭き取り化粧水専用のコットンを使うのが理想です。
また、コットンがヒタヒタになるくらいまで化粧水を含ませると、肌への負担が軽減されます。
力はかけず、肌の上を優しく滑らせるように使うのがポイントです。
使用後はしっかり保湿
拭き取り化粧水使用後の肌は、余分な角質や油分が取り除かれ、いわば無防備な状態。
保湿化粧水や美容液、乳液などのアイテムでしっかりと保湿してあげましょう。
使う頻度は週1〜2回から様子を見て
肌のターンオーバーは約4〜6週間で行なわれるといわれています。
毎日のスキンケアに拭き取り化粧水を取り入れると、過剰に角質や油分を取り除いてしまうかもしれません。
自分の肌のタイプや状態に合わせて、週1〜2回から様子を見て使いましょう。
正しく使えばゴワゴワ肌の救世主に!
今回は「拭き取り化粧水のメリット・デメリットを徹底解説!正しい使い方も!」として、ご紹介しました。
ゴワつきが気になったり、スキンケアアイテムが浸透しにくいな…と感じたら、拭き取り化粧水の出番!
肌のキメを整え、つるんとした肌に導いてくれますよ。
「敏感肌だから…」と感じている方には、低刺激タイプや保湿成分を豊富に含んでいるタイプもあります。
自分に合ったアイテムを探してみてくださいね。