乾燥肌についてこのようなお悩みはありませんか?
「乾燥肌ってどんな状態なの?」
「乾燥肌になる原因は?」
「どんな対策をすれば乾燥肌にならない?」
乾燥肌に悩まされている方が多いことから、スキンケア商品や化粧品などでも「乾燥対策」と名前の付けられた商品はたくさんあります。
しかし、実は根本的な乾燥肌対策をするためには、私たちのカラダに備わっている肌を守る機能を正常なはたらきにする必要があります。
つまり、いくらスキンケアを頑張っていても、根本的な乾燥肌の原因を治すことができなければ、長期にわたって乾燥肌に悩まされてしまうことになるのです。
そこで、本記事では乾燥肌について状態や原因、改善方法について解説していきます。
乾燥肌とはどんな状態?
乾燥肌とは、肌表面に分泌される「皮脂」の分泌量が低下することです。
肌から蒸発する水分を抑えることができずに肌の水分量が不足してしまい、カサカサやつっぱり、粉吹きなどの症状が見られます。
「皮脂」が正しく分泌されることで、肌表面に「肌バリア機能」のあるコーティングが形成されます。
内側からの水分の蒸発はもちろん、紫外線や衝撃などのダメージから守ってくれる効果もある大切な機能になります。
乾燥肌にならないため化粧水や乳液などで対策を取ることも大切です。
ですが、根本的に乾燥肌を改善するためには、なぜ肌バリア機能が低下してしまうのか、そしてどのようにすれば正しく肌バリア機能が形成されるのかを知っておくことが大切なのです。
肌バリア機能が低下して乾燥肌になる原因と改善方法
肌バリア機能が低下して乾燥肌になる原因は下記の5つです。
- ターンオーバーが乱れている
- エアコンを長時間使用している
- 洗顔方法が間違っている
- 紫外線対策をしていない
- 加齢によって皮脂量が減っている
それぞれの原因と改善方法について詳しくご紹介していきます。
1.ターンオーバーが乱れている
私たちの肌は、カラダの「ターンオーバー」という新陳代謝によって常に新しい健康的な皮膚に生まれ変わっています。
このターンオーバーが正常に行われないと新しい皮膚に生まれ変わることができずに老廃物が溜まってしまい肌バリア機能が低下してしまいます。
さらには食生活の乱れなどが考えられており、ターンオーバーの周期が乱れてしまうと肌バリア機能には欠かせない「天然保湿因子」や「細胞間脂質」を作ることができなくなってしまうのです。
乾燥肌にならないようにするためにも、できるだけ睡眠時間を確保して、日頃受けるストレスは溜め込まないようにして、健康的な食生活を送るようにしましょう。
2.エアコンを長時間使用している
快適に過ごすためには暖房や冷房は欠かせません。
ですが、エアコンから出る空気は非常に乾燥しているため、長時間エアコンを使用している部屋にいたり、エアコンの風を直接浴びてしまうと、乾燥によるダメージから肌バリア機能が低下してしまいます。
できるだけエアコンの風を直接受けないように心掛ける。
または、長時間エアコンが効いている部屋にい続けなければ行けない状況なのであれば保湿クリームなどを使用して肌の水分を逃がさないようにしましょう。
3.洗顔方法が間違っている
キレイな肌を保つには洗顔は欠かせません。
ゴシゴシ洗ってしまったり、洗浄力の強い洗顔料を使用してしまうと、本来必要な皮脂までを落としてしまい乾燥の原因になります。
また、必要以上に洗顔をすることも肌バリア機能を低下させる原因になってしまいます。
朝起きたときの洗顔は水だけで済ませ、夜にお風呂に入るタイミングで洗顔料を使用した洗顔を行うこともオススメです。
洗顔料はツノが立つくらいに泡立ててから優しく洗い、タオルで拭くときは優しく叩いて水分を取るようにしましょう。
4.紫外線対策をしていない
紫外線はさまざまな肌トラブルの原因にもなります。
紫外線が肌表面の角質層にダメージを与えることで肌バリア機能が低下して乾燥の原因になってしまいます。
日差しの強い夏場の紫外線対策はもちろん、冬でも紫外線によるダメージはありますので、1年を通して日焼け止めクリームを塗るようにしましょう。
5.加齢によって皮脂量が減っている
年齢を重ねるごとに、肌バリア機能を形成している水分・セラミド・細胞間脂質・天然保湿因子の数が減ってしまうことが乾燥の原因になることもあります。
加齢による肌バリア機能の低下は防ぐことはできませんので、ほかの部分で肌バリア機能が低下しないように気をつけましょう。
男性の顔の粉吹きについてこのようなお悩みはありませんか? 「粉吹きとはどんな状態?」 「男の顔の粉吹きの原因を知りたい」 「男性の顔の粉吹きの対処法とは?」 粉吹きの原因となることはさまざまですが、粉吹き[…]
まとめ
本記事では、乾燥肌について状態や原因、改善方法について解説していきました。
乾燥肌に悩まされている方も多いと思いますが、スキンケアアイテムで乾燥対策をする前に、根本的な乾燥の原因となる「肌バリア機能」の働きを正しくすることを意識しましょう。
より乾燥対策につなげることができます。
ぜひ本記事を参考にして、正しく乾燥肌への対策をしてみてください。