意外と知らない!毛穴の黒ずみの原因…こんなお手入れは絶対NG集も!

この記事では、毛穴の黒ずみの原因とお手入れについて解説しています。

  • 毛穴の黒ずみが気になる…何が原因なの?
  • 自己流のケアが正しいか知りたい
  • 毛穴の黒ずみは無くせる?

このような疑問にお答えしていきます。

お肌の悩みで常に上位にランクインしているのが、毛穴の黒ずみ。

鼻やおでこのポツポツ毛穴を治すため、これまで様々な方法を試してきた方も多いのではないでしょうか。

しかし一度なってしまうと、なかなか治らないですよね。

そこで今回は「意外と知らない!毛穴の黒ずみの原因…こんなお手入れは絶対NG集も!」として、毛穴の黒ずみについて分かりやすくまとめました!

 

意外と知らない!毛穴の黒ずみの原因は?

長年悩まされる毛穴の黒ずみ。

毛穴の黒ずみの原因は、大きく分けて以下の2つです。

  • 角栓の酸化
  • メラニンの沈着

憎き毛穴の黒ずみの原因について、詳しく見ていきましょう。

原因①角栓の酸化

毛穴の黒ずみを語る上で欠かせない存在なのが「角栓」

「毛穴の黒ずみ=角栓」と捉えている方も多いと思いますが、正確には角栓が酸化して黒くなった結果、目立ってしまうのです。

肌は毛穴の中までひと続きになっていて、ターンオーバーによって角質が剥がれ落ちます。

通常は毛穴から角質が排出されますが、ターンオーバーがうまく行われず角質が毛穴の中に留まってしまうと、余分な皮脂と結びついて毛穴に栓をしてしまいます。

これが「角栓」です。

角栓を放置すると皮脂が酸化して黒くなり、「黒ずみ毛穴」になってしまいます。

とくに鼻は皮脂の分泌が多い部位なので「イチゴ鼻」と呼ばれる、毛穴が黒くポツポツと目立つ状態になるのです。

原因②メラニンの沈着

過剰なスキンケアによって毛穴周辺の皮膚に炎症が起こり、黒ずんでしまう場合もあります。

メラニンが生成される原因は紫外線だけではありません。

ニキビや吹き出物などの皮膚炎、洗顔による摩擦などでもメラニンは生成されます。

通常、メラニンはターンオーバーがよって排出されますが、何らかの原因でターンオーバーのリズムが乱れると肌の表皮部分に蓄積し、沈着してしまうのです。

この結果、毛穴が黒くなってしまいます。

 

【毛穴の黒ずみ】こんなお手入れは絶対NG!

黒ずみ毛穴を無くすために毎日一生懸命行っているケア。

もしかしたら、そのケアが黒ずみを悪化させる原因となっているかもしれません。

毛穴の黒ずみのケアで絶対にNGなのは次のようなケアです。

  • 無理やり押し出す
  • 毛穴パックの使いすぎ
  • クレンジングや洗顔でこする
  • メイクを重ねて隠す

一度はやってしまった経験があるのではないでしょうか?

それぞれについて詳しく解説していきます。

無理やり押し出す

角栓が気になるからと爪やピンセットなどで無理やり押し出してしまうと、結果として肌を傷つけてしまうことに。

肌が傷つくとメラニンが生成され、毛穴の黒ずみの原因になります。

毛穴パックの使いすぎ

角栓をごっそりと取り除いてくれる、はがすタイプの毛穴パック。

角栓が取れたのを視覚で確認できるので、病みつきになってしまいますよね。

しかし使いすぎには注意が必要です。

使用後は毛穴がきれいになったように感じますが、何度も使用すると毛穴や周辺の肌に負担がかかってしまいます。

また、パック直後の毛穴はポッカリ開いた状態。

毛穴を引き締めるケアをしないと、余計に汚れが詰まりやすくなります。

クレンジングや洗顔でこする

汚れをしっかり落とそうと、クレンジングや洗顔の時にゴシゴシ念入りに洗っていませんか?

これも肌への負担になってしまいます。

肌のケアをしているつもりが、トラブルの原因になってしまっては悲しいですよね。

クレンジングや洗顔はしっかりと泡立てたり、力を抜いたりして撫でるような優しいタッチで行いましょう。

メイクを重ねて隠す

毛穴の黒ずみを隠すために、コンシーラーやファンデーションを何度も塗ってしまうのもNGです。

とくに毛穴の凹凸を埋めようとグリグリ押し込んでしまうと、逆に毛穴が目立ってしまう場合も。

また、クレンジングでしっかりメイクを落とせずに汚れが残ってしまうと、角栓の原因にもなってしまいます。

気になる部分こそ控えめにメイクするようにしましょう。

 

【毛穴の黒ずみ】正しいケア方法

ここからは、毛穴の黒ずみに対する正しいケア方法を解説します。

それぞれのステップでのおすすめアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

きちんと汚れを落とす

まずはクレンジングと洗顔で汚れをきちんと落とします。

アイメイクやリップメイクなどの濃いメイクは、専用のリムーバーであらかじめ落としておくのを忘れずに。

また、洗顔は1日2回行いましょう。

寝ている間も皮脂は分泌されています。

乾燥肌の場合は朝の洗顔を敬遠しがちですが、洗顔料を使ってやさしく洗いましょう。

  • ホットクレンジング:
    温感効果で毛穴を広げて汚れを落としやすくなる。
  • クレイパック:
    クレイ(泥)の汚れを吸着する働きと、粒子の細かさで毛穴の汚れを取り除く効果が期待できる。
  • 酵素洗顔パウダー:
    酵素には角栓の成分である「タンパク質」を分解する働きが。週に1〜2回の頻度で使うのがおすすめ。

しっかり保湿する

肌に水分や油分が不足した状態だと、乾燥を補うために皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

クレンジングや洗顔で汚れを落とした後は、化粧水や乳液、クリームなどでしっかりと保湿しましょう。

肌がみずみずしくうるおった状態になると、毛穴のたるみも防げます。

たるんだ毛穴は影を作って、黒く見えてしまう場合もあるので要注意です。

  • 収れん化粧水:
    皮脂の分泌を抑制したり、肌を引き締める効果が期待できる。化粧水と乳液の後に使用するアイテム。
  • セラミド配合の化粧水や美容液:
    セラミドは肌のうるおい成分。セラミドは加齢や洗浄で減ってしまうため、セラミド入りの保湿アイテムで補ってあげると◎。

規則正しい生活を送る

黒ずみ毛穴の原因となる角栓ができるのは、ターンオーバーのリズムが乱れるから。

ターンオーバーを正常に戻すには、規則正しくストレスのない生活を送ることが大切です。

また、食事からしっかりと必要な栄養を摂ったり、十分な睡眠時間を確保したりするよう心がけましょう。

  • ビタミンB2:
    皮膚の健康を保ち、ターンオーバーを助けてくれる。【うなぎ、レバー、青魚、アーモンド、納豆、卵など】
  • ビタミンB6:
    皮膚炎を予防し、皮脂をコントロールしてくれる。【豚肉、うなぎ、のり、豆類など】
  • ビタミンC:
    コラーゲンの生成に不可欠。【キャベツ、キウイフルーツ、いちごなど】
  • カリウム:
    細胞の新陳代謝を助け、皮膚の再生を促す。【いも類、アーモンド、落花生、ほうれん草、小松菜など】
  • カルシウム:
    ターンオーバーを正常に近づける。【牛乳、チーズ、ヨーグルト、小魚、納豆など】

 

正しいケアで毛穴の黒ずみを解消しよう!

今回は「意外と知らない!毛穴の黒ずみの原因…こんなお手入れは絶対NG集も!」として、ご紹介しました。

毛穴の黒ずみが気になると、なんとか解消しようと力を入れてケアしたくなってしまいますよね。

しかしそのケアが逆に肌を傷つけてしまう場合もあります。

肌トラブルを解消するには「汚れを落として、保湿する」など、基本的なケアが大切です。

そして、最も重要なのは継続すること。

すぐに結果が出なくても諦めず、毛穴レスな肌を目指していきましょう。