脂性肌についてこのようなお悩みはありませんか?
- 「そもそも脂性肌とは?」
- 「脂性肌で起こりやすいトラブルとは?」
- 「脂性肌を対策する方法」
脂性肌は過剰に分泌されてしまいオイリーになってしまうという特徴があります。
皮脂を無理に取り除いてしまうと逆に皮脂が過剰に分泌されてしまうため、扱いが難しく正しく対策する必要があるのです。
本記事では、脂性肌で起こりやすい肌トラブルや対策方法を解説していきます。
脂性肌(オイリー肌)とは?
脂性肌とは、さまざまな原因から過剰に皮脂が分泌されてしまい肌表面のテカりが気になったりベタつきやすくなってしまう肌のことを指します。
本来私たちの肌を守る機能のある皮脂ですが、過剰に分泌されてしまうことでテカりやベタつきが気になるようになります。
肌の表面に常在している細菌が皮脂をエサにして増殖してしまうことからさまざまな肌トラブルの原因になるのです。
また、脂性肌は「インナードライ肌」と混合されることも多いですが、脂性肌は皮脂の分泌量と肌内部の水分量がどちらも多く乾燥することは少ないです。
インナードライ肌は皮脂の分泌こそ多いですが、肌内部の水分量が少ないので部分的に乾燥してしまうという違いがあります。
脂性肌(オイリー肌)で起こりやすい肌トラブル
脂性肌で起こりやすい肌トラブルは下記の3つです。
- 毛穴がつまりやすくなる
- 大人ニキビができやすくなる
- メイクが崩れやすくなる
それぞれの肌トラブルについて詳しくご紹介していきます。
1.毛穴がつまりやすくなる
毛穴に詰まってしまう「角栓」は、皮脂や角質、老廃物、スキンケアの洗い流しなどの成分が混ざり合うことで形成されます。
皮脂の分泌量が多い脂性肌は角栓が毛穴につまりやすくなってしまうのです。
特に鼻周辺やおでこなどに角栓ができやすく、角栓を放置してしまうと酸化して黒ずみの原因にもなるので注意しましょう。
2.大人ニキビができやすくなる
皮脂が過剰分泌してしまう脂性肌では、肌表面に常在しているアクネ菌などの細菌が皮脂をエサにして必要以上に増殖してしまうため、肌環境が悪くなり大人ニキビの原因になってしまいます。
ただし、皮脂を減らすために洗顔料などでゴシゴシと洗ってしまうと、肌がダメージを受けたと勘違いしてしまいます。
さらに過剰に皮脂が分泌されてしまうので注意しましょう。
3.メイクが崩れやすくなる
油分でできている皮脂は、時間が経つにつれて同じく油分でできている化粧品と混ざり合ってしまい、メイクが崩れやすくなってしまいます。
メイクが崩れにくいようにするために厚塗りをするという方もいます。
しかし、さらに油分が多くなってしまうため厚塗りをしてもメイクが崩れにくくはならないため、脂性肌向けの化粧下地を使うといいでしょう。
脂性肌(オイリー肌)を対策する方法
脂性肌(オイリー肌)を対策する方法は下記の4つです。
- 皮脂を無理やり取ろうとしない
- 脂性肌向けの化粧水を使用する
- 脂の多い食事を控える
- 睡眠時間を確保する
それぞれの対策方法について詳しくご紹介していきます。
1.皮脂を無理やり取ろうとしない
皮脂の多い脂性肌の方は、洗顔でゴシゴシしたりあぶらとり紙で皮脂を取り除くことも多いかもしれません。
ところが、皮脂を取り除きすぎてしまうと肌を守るためにさらに過剰な皮脂が分泌されてしまいます。
洗顔は泡で優しく洗い最低限の皮脂を落とすことを考えて、あぶらとり紙はテカリを落ち着かせるほどに抑えて使用しましょう。
2.脂性肌向けの化粧水を使用する
皮脂の多い脂性肌はお風呂上がりでも肌からの水分蒸発量が少ないため、化粧水や乳液を使用しないという方も多いです。
しかし、肌から水分が蒸発していないというわけではないので、化粧水で肌に潤いを与えないと過剰に皮脂が分泌されてしまいます。
化粧水や乳液のベタつきが気になるという方は、オイルフリーやアルコールフリーのものを選んで使うことでベタつきを抑えることができます。
3.脂の多い食事を控える
皮脂の量は食生活とも大きく関わっています。
揚げ物やファストフード、お肉などの食事をすることが多い方は、体内で皮脂を生み出す中性脂肪になってしまうため、過剰に皮脂が分泌されやすくなってしまうのです。
バランスの良い食生活を心がけるだけでも過剰な皮脂分泌を抑えることができます。
4.睡眠時間を確保する
睡眠時間不足によってホルモンバランスが崩れてしまうと、皮脂の分泌をコントロールできずに過剰に分泌されてしまうことがあります。
睡眠不足やストレスからホルモンバランスが崩れることが多いため、しっかりとした睡眠時間を確保することを心がけましょう。
まとめ
本記事では、脂性肌で起こりやすい肌トラブルや対策方法を解説していきました。
皮脂分泌の多い脂性肌の表面の皮脂を取り除くと、一時的には脂っぽさを無くすことができます。
しかし、その後皮脂が過剰に分泌されてしまうため、その場しのぎの脂性肌対策はオススメできません。
本記事を参考にして、脂性肌になってしまう根本的な原因から改善してみてください。