この記事では、ローズヒップオイルの特徴や効果についてまとめています。
- ローズヒップオイルにはどんな成分が含まれているの?
- 使用するとお肌にどんな効果があるのか知りたい
- どのように使うのが効果的?
このような疑問にお答えします。
「美容オイルの王様」とも言われるローズヒップオイル。
そこまでの高い評価を得ている理由や、効果的な使い方を知りたいですよね。
そこで今回は「ローズヒップオイルとは?お肌に与える効果や使い方を解説!」として、分かりやすくまとめました。
この記事を読めば、ローズヒップオイルを日常にスムーズに取り入れられますよ。
ローズヒップオイルとは?
ローズヒップオイルはバラの実から抽出されたオイルで、美容成分を豊富に含んでいます。
ローズヒップオイルの主な成分はビタミンAやCと、リノール酸やα-リノレン酸などの必須脂肪酸。
とくにビタミンCの量はレモンの20倍とも言われており、高い抗酸化作用が期待できます。
そのため、ローズヒップオイルはシミやシワが気になり始めた成熟肌にぴったり。
リノール酸やα-リノレン酸も肌を柔らげる作用があるため、乾燥でゴワつきが気になる時にも有効です。
ローズヒップオイルがお肌に与える効果3つ
その高い美容効果から「オイルの王様」とも呼ばれるローズヒップオイル。
ローズヒップオイルの代表的な効果は以下の3つです。
- 傷の修復
- ターンオーバーを正常化し、色むらを整える
- シワ予防
それぞれ詳しく解説していきます。
傷の修復
ローズヒップオイルの効果で特徴的なのが、傷を修復する効果です。
これはローズヒップオイルに含まれているリノール酸やオレイン酸のおかげ。
リノール酸は肌の生まれ変わりを促し、メラニンの排出もしやすくするため、ニキビ跡などの色素沈着も起こりにくくなります。(参考:資生堂シミ予防研究所)
また、オレイン酸には抗炎症化作用があるため、肌荒れ(炎症)が起きている箇所を鎮める効果も期待できるのです。
ターンオーバーを正常化し、色むらを整える
ローズヒップオイルに含まれるトレチノインは、肌のターンオーバーを促し、古い角質を排出しやすくします。
トレチノインはビタミンA(レチノール)の誘導体。
ビタミンAにはもともと、肌を修復して本来の美しさを引き出す働きがあるため、肌の色むらを整える効果も期待できます。
(参考:アイシークリニック)
さらに、ローズヒップオイルに豊富に含まれるビタミンCには、メラニンの生成を抑制したり、すでに生成されたメラニンを脱色する働きも。
ローズヒップオイルは美白の強い味方でもあるのです。
シワ予防
成熟肌にとって嬉しい効果のひとつが「シワ予防」です。
ローズヒップオイルに含まれるビタミンCやEは、強い抗酸化作用を持っています。
肌が老化する原因は、紫外線やストレスなどによる酸化。
ローズヒップオイルは活性酸素を抑え、老化しにくくしてくれます。(参考:スハダノミカタ)
また、ビタミンCにはコラーゲンの生成を促進する働きもあり、内側から肌の弾力をキープする効果も期待できます。
ローズヒップオイルの効果を引き出す使い方3選!
成熟肌にとって嬉しい効果がたくさんある、ローズヒップオイル。
せっかく使うなら効果を最大限に引き出したいですよね。
ローズヒップオイルは全身に使えるので、スキンケア、ヘアケア、ボディケアからそれぞれ1つずつ、おすすめの使い方をご紹介します。
オイルパック
スキンケアでおすすめの使い方は、オイルパックです。
ローズヒップオイルは重めのテクスチャーが特徴。
オイルパックならその重さを楽しみながら、保湿効果もしっかりと感じられます。
- 手に10円玉ほどのローズヒップオイルを取る
- 手のひらに伸ばしながらオイルを温め、洗顔後の顔になじませる
- 5〜10分置く
- クルクルと優しくマッサージして、ぬるま湯で洗い流す
洗顔後にそのまま行っても良いですし、お風呂に浸かりながら行うのもおすすめ。
また汚れをしっかりと落としたいなら、蒸しタオル汚れを浮かせてから行っても良いでしょう。(蒸しタオル:濡らして絞ったタオルをレンジで20秒ほど温める)
アウトバストリートメント
ヘアケアでおすすめなのが、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)として使う方法です。
- 洗髪後、しっかりとタオルドライする
- ローズヒップオイルを2〜3滴手に取り、毛先を中心になじませる
- ブラシでとかし、オイルをさらに浸透させる
- ドライヤーで乾かす
とくにダメージ毛や乾燥毛におすすめ。
揉み込むように丁寧になじませ、やさしくブラシでとかすのがポイントです。
ドライヤーで8割くらい乾かした後にもう一度つけてから完全に乾かすと、さらにしっとりとした仕上がりになります。
ストレッチマーク対策
ストレッチマーク(妊娠線)の改善や予防にはローズヒップオイルがぴったり。
日常的に使用すれば、ストレッチマークができにくくなりますよ。
- ローズヒップオイルを2〜3滴手に取る
- 手のひらで温めて、下腹部から上に向かってオイルを塗る
- おへそを中心に時計回りにやさしくマッサージする
乾燥肌の場合は、とくにストレッチマークができやすいです。
オイルの保湿力に不安があればクリームに混ぜて使用しましょう。
ローズヒップオイルには肌のターンオーバーを促す作用もあるので、すでにできてしまったストレッチマークを目立ちにくくする効果も期待できます。
成熟肌のお悩みはローズヒップオイルにおまかせ!
今回は「ローズヒップオイルとは?お肌に与える効果や使い方を解説!」として、ご紹介しました。
1粒の実からわずかな量しか採れない希少なローズヒップオイル。
1滴に多くの美容成分がギュッと凝縮されたオイルは、ゆらぎと戦う成熟肌のケアにぴったりです。
ぜひ日常のケアに取り入れて、全身でその恵みを感じてくださいね。